現在のTikTokの状況をみると、従来に比べて参入者が増え、競合クリエイターのレベルが上がったことによってフォロワーを増やす難易度が上昇しています。ですので、より戦略的なコンテンツ作りが重要になっています。
ですが、実際に運用してみるとなかなかうまくいかずフォロワーが伸び悩んでる方が多いかと思います。
手間暇かけてTikTokやってるんだから、フォロワーがほしい!という方、あるいは会社のKPIでフォロワー〇〇人といった目標がある方などフォロワーを増やしたい方に向けた記事です。
フォローするって意外とハードルが高くないですか?
フォローさせたい!!と他者をコントロールしようとしているそんなあなたはどんな時にフォローしますか?少し考えてみてほしいです。
めちゃくちゃ勉強になるコンテンツだったから?めちゃくちゃタイプの顔だったから?毎回爆笑できるから?あるいはなんとなくみちゃうからフォローするとか。いろんな理由があると思います。
TikTokのフォロワーには2種類のフォロワーがいます。
それは、即フォローユーザーとじっくりフォローユーザーです。
名称はわかりやすく勝手に名付けました。
即フォローユーザーはすぐにあなたのことをフォローしてくれるユーザー、じっくりフォローユーザーはあなたのことをフォローするまでに時間がかかるユーザーです。
特徴としては即フォローユーザーはすぐフォローしてくれる反面、フォロー解除が多く、反対にじっくりフォローユーザーはフォローまで時間がかかるものの一度フォロワーになると長い間動画をみてくれます。
即フォローユーザーをフォロワーにする流れ
即フォローユーザーはこの図の流れに沿ってフォローまで辿り着きます。ではこの中であなたが管理できる部分はどこでしょうか?
・最後まで見てもらえるコンテンツ作り
・コンテンツの補足などキャプションの作り込み
・わかりやすいアイコン、ユーザー名を設定
・興味が引かれるアカウントのプロフィール文作り
上記4点をきめ細やかに行っていくことで、フォロワー数が増えていきます。
じっくりフォローユーザーをフォロワーにするまでの流れ
問題なのは、じっくりフォローユーザーです。この人たちはすぐにフォローしてくれません。ですのでこの人たちは即フォローユーザーとは異なる動線でフォローさせていきます。
まずはユーザーに認知させる
まずTikTokのアルゴリズムによって、様々なユーザー層にあなたのコンテンツがリーチしていきます。
これが図の第1階層の初めてあなたの動画を見た層です。
ここで重要なことは「とりあえず、あなたという存在を認識させることです」
第2階層の「あ、前もこの人みたな」とユーザーに思ってもらう為には、初回でしっかりと動画視聴をしてもらってあなたがあなたであると認識してもらう必要があるのです。即フォローユーザーはこの当たりでフォローしてくれます。
アカウント設計においては、ここで顔出しアカウントの強みが生まれます。ユーザーは脳を使わずに顔で認識できるので顔出しは強いです。続いて強いのが声ですね。声も個別認識ができる強いツールです。アニ声の人や、イケボの人は積極的に使っていきましょう。
何度もユーザーのおすすめ欄に登場する
コンテンツの質が良い場合には視聴数やいいね、保存などの様々な要素によって拡散されていきます。拡散された結果様々なユーザーに認知されます。そしてユーザー側もしっかり視聴したクリエイターの動画は、別の動画も流れてくるようになります。何度も見ることによってユーザー側には無意識・意識下での好感度が生まれてきます(心理学の本で必ずと言っていいほど出てくる単純接触効果)
そしてユーザーはあなたの動画をどんどん見入るようになっていきます。見ればみるだけあなたの好感度が高くなっていきます。
フォローさせるきっかけを
1回目の動画で即フォローや、何度もユーザーのおすすめ欄に登場することでフォローするユーザーもいれば、声かけをしないとフォローしてこないユーザーもいます。じっくりユーザーはまさにこのアクションを促さないとフォローしてくれない層です。そこでフォローするきっかけになるようなコンテンツをたまに投稿してみましょう。
例)シリーズで動画を作成して「次回へ続く」など、見逃したら損だな。と思わせる工夫
良いコンテンツを発信することで勝手にフォロワーは増えていく
即フォローユーザーにしろ、じっくりフォローユーザーにしろ重要なことはコンテンツの質を高め、最後まで視聴してくれるユーザーをどれだけ増やすことができるかです。
質の良いコンテンツを制作するための方法はこちらの記事で解説していますので、コンテンツの質に自信がない。という方は必ず読んでください。